はじめに
私はNode.jsブログを書いていますが、Node.jsの運用が一番勉強になっているので、これからIT企業に飛び込む新人さんにぜひ魅力をお伝えします。
この記事では大手IT企業の業務についても記載するので俯瞰してください。
人間関係とかビジネススキルも大事ですが脇に置いておいて、ITリテラシーに的を絞ってます。
対象読者
- 大手・中堅IT企業エンジニア職のに内定をもらった大学生、または入社年度が低い新人さん
- アプリケーションエンジニアとして内定をもらっている、もしくは希望している
- IT系の学部ではなく入社に不安を覚えている方(10年前の自分です)
ちなみに私は日本系メーカー系大手SIerで金融系アプリケーションエンジニアです。(系が多くてすみません)
大きいIT企業(SIer)の特徴
分野
大きい企業だとアプリ系エンジニア、インフラ系エンジニアと業種が別れていることが多いです。
基本的にはアプリ系エンジニアはインフラ作業(サーバーの環境構築や維持保守作業)を行うことはありません。
逆にインフラ系エンジニアはアプリケーション構築することはありません。
まだ決まっていない人は業務内容を理解し、入社時に希望を伝えておきましょう。
なお、別分野でも知識が不要というわけではなく、知識は押さえておいた方が仕事がやりやすくなります。
スタートアップやWeb系企業などは一人で全部やるスキルが必要だったりします。
体制
SIer業は一つの会社でチームを組むわけではなく、専門性のある会社(稀に個人)と組みます。
アプリエンジニアであればざっくり主にマネジメントする人、設計する人、プログラミングする人、テストする人などが会社ごとに分かれています。
(完全に分かれているわけではないです)
日本系と外資系の違い
読者の多くの方が日本系だと思いますが、日本系と外資系の違いをあげておきます。
英語力もですが、日本系(特に金融系)はWaterfallモデルの開発(設計->開発->テストの工程が明確に切れている)がメインですが、外資系は外国の人材も多くAgile開発も行います。(大事!)
余談ですが、外資系はお祭り好きな人が多いです。
やっておきたい事前勉強
本題のやっておきたい事前勉強に入ります。
Webサーバー運用
冒頭でも述べましたがWebサーバーの運用に是非チャレンジしてみてください。
初心者には敷居が高いですが、見返りも大きいです。
メリットとしては
- システムがどのように構成されるかを知ることができる
- アプリケーションを組むことでアプリ開発の勘所がつかめる
- 仕事で作るシステムのベース知識になる(自信につながる)
があります。
できるだけ、スモールスタートで自分にメリットのあるシステムを意識してみてください。
プログラミング言語は好きな言語でOKです。仕事を意識するならJavaです。Node.js(JavaScript)やPythonにチャレンジして周りと差別化するのもおすすめです。
経験からさくらVP(CentOS7)にNode.jsでアプリ構築が初心者にも取り掛かりやすいのでおすすめです。
Node.jsのExpressフレームワークを使うことですぐにWebアプリが構築できます。
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資格
最後に資格です。情報処理技術者試験がおすすめです。
基本情報 -> 応用情報 -> 高度スペシャリスト系(データベース、セキュリティ、ネットワーク)-> その他高度
というフローになりますが、応用情報まではIT経験なし、業務経験なしでも取れたので、がんばって取得してしまいましょう。(当時はめちゃくちゃ難しく感じましたが)
基本情報、応用情報どちらもIT知識を底上げできるので取得コストよりメリットが大きい資格です。
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