MacBookPro13インチで「急に画面がつかなくなってしまった」「画面が壊れたけど修理代が出せない」方向けに、代用のモバイルディスプレイの探し方を解説します。
下の画像のような使い方をしたい方向けです。

結論としては、モバイルディスプレイ の「cocopar®2Kモバイルモニタ 13.3インチ」を購入しました。
こちらの商品は私が購入した機種の後継版です。重量が518gと軽い点がポイント。cocopar®2Kモバイルモニタの解説まで読み飛ばす。
Contents
Macbook Proで画面がつかない
Macbook Proが特定の角度でブラックアウトする(Flexgate)
私の場合はFlexgateという事象でした。
Flexgateは経年劣化が原因で、カバーを40°以上開くと画面が映らなくなります。(【Macbook Proが起動しない!】画面が真っ暗になってしまった際の対処法を参照)
MacbookPro2016 13インチについては無償交換プログラムが発表されており、無料で修理してもらうことができます。詳細はMacbookPro2016で画面が急につかなくなった時の対処法を参照ください。
2020年11月時点ではMacbook Pro 2017は不具合が発生する可能性があり、無償交換も対象外となっています。
Macbook Pro 2018はすでにケーブルを2mm伸ばして対応済みとなっているようです。
Appleサポートに修理依頼
私の場合ですが、ダメ元でAppleサポートに聞いてみました。(2019年3月ごろ)
Appleサポートに問い合わせして事象を説明したところSMCリセットやセーフモード、OSのアップグレードの指示がありました。
Flexgateを認識しているような反応ではなかったので、問い合わせは多くないのでしょう。
ソフトウェアの対応で解消しない場合はハードウェア不具合で、AppleCareに加入していない場合は最低一律53000円になるとのこと。(税抜53000円〜85000円が目安)
ちょっと高すぎるかな。ということでAppleサポートは私の基準では除外しました。
据え置きモニターはどうか
据え置きモニターで良いのであればHDMIとThunderbolt3(USB-C)の変換ケーブルを接続することで画面を表示することが可能です。
私の場合、キーボードとマウスは普段使っていないので違和感がありすぎでした。結果、写真のように画面だけ据え置きモニターを使うようになりました。

下の方が見づらいのと外出先に持ち出せないこと、寝転んで作業ができないのでアウトでした。
Macbook Proで画面の代わりになるモバイルディスプレイの選び方
選び方のポイント
モバイルディスプレイのポイントとしては3点あります。
- 重さは600gまで
- 液晶は悪くなるの覚悟で
- USB Type Cケーブルだと接続が簡単
重さは600gまで
MacBook Proに立てかけた時に重すぎると重さに耐えきれずにカバーが開き切っちゃうんですよね。 少しずつ重さを変えて試したところ、600g後半ぐらいからは重すぎて倒れることがわかりました。
余裕を持って、ディスプレイの重さは600gまでを選びましょう。
液晶は悪くなるの覚悟で
Macbook ProのRetinaディスプレイは綺麗ですよね。モバイルディスプレイはMacbook Proほどの綺麗さはないのでそこは我慢しましょう。
iPadを持っているなら、iPadを活用することでMacbook Proの液晶に近い綺麗さで使うこともできます。
USB Type Cケーブルだと接続が簡単
Thunderbolt3(USB-C)ケーブル対応が簡単に接続できて便利です。 私が買った「cocopar®2Kモバイルモニタ」は通常のUSBしか対応していなかったので、ハブが必要でちょっと不便でした。
ただ、最近はUSB Type Cケーブル対応版も増えてきているので、対応製品が選びやすくなってきました。 「cocopar®2Kモバイルモニタ」の後継版も今はType C対応です。
iPad
- iPad Air 2(9.7inch)
- 重さ437g
- Retinaディスプレイ
- lightningケーブル
まずはiPadです。試したのはAir 2(9.7inch)です。
写真のようになりました。

9.7inchは少し小さいですが、感覚としては軽いしフィットしてる感じするし、いい感じです。
もしiPadを持っているのであればiPadを画面替わりにするのもアリだと思います。
「Yam Display Free」というアプリでMacbook Proのディスプレイにすることができますが、無料版だと数分おきに広告が出てしまうので、毎日使うなら有料版(980円)がいいと思います。
デメリットとしては9.7inchは画面が小さいので外出先や長時間使用していると少し目が疲れる感じがしました。
最新版(第4世代)のiPad Airは重さ458gで10.9インチあるのでかなり見やすくなっていると思います。
モバイルディスプレイ
- cocopar®2Kモバイルモニタ13.3インチ
- 重さ514g
- 2560*1440フルHDIPS
- MicroUSB
最後にモバイルディスプレイ「cocopar®2Kモバイルモニタ」です。

決めては軽さです。514gです。この商品はMacBookProに立てかけて画面替わりに使えます。
解像度は1600×900にしています。これより低い解像度にしかならない商品もあるので気をつけてくださいね。(その分値段が安いです)
一応、使い方として充電式ではないので、電源供給が必要です。
私はUSB Type Cケーブルを使ってMacbook Proから電源供給しました。商品説明からだとわからないので注意してくださいね。
なお、後継版はTypeC対応なので、配線は楽だと思います。
モバイルディスプレイは家電量販店にはあまり置いていない
モバイルディスプレイ「cocopar®2Kモバイルモニタ」を紹介しましたが、できれば実物を見て買いたいですよね。
ただ、残念ながら私もビックカメラやヨドバシカメラを探しましたが、モバイルディスプレイ自体あまり置いていない印象でした。
Macbook Pro13.3インチの代用だとAmazon等のネット通販が安く買えるようです。
まとめ
Flexgate問題はApple頼りになってしまうので、対応が難しいです。Macbook Pro 2016、2017を使っていて、まだ問題が発生していない人は開閉時に優しくしてあげてください。
サポートされるのを待っている方は、モバイルディスプレイも検討してみてくださいね。
iPad Airをできるだけ安く買うなら中古パソコン店の活用もありです。
アウトレット・中古パソコン専門店【PC─X】

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